【島の装い。STORE 上村様】第三者であり、当事者。

私たちのお店は「“ものづくり”と“たのしい”が集まる 沖縄、暮らしと旅の商店。」として、器や民具、雑貨、食品など沖縄でうまれた“ものづくり”を扱っています。

幸さんと出会ったのは、お店がまもなく5年目を迎えるという頃でした。それまでお店の売上は横ばいが続いており、心からおすすめできるアイテムを集めて頑張っているのに結果が出ない、目の前のことに追われてちゃんと状況把握もできていないという状態でした。

当時の私は、幸さんからVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)という言葉を聞いて、商品レイアウトを変えれば売上も変わると思っていた(!)のですが、そんなはずもなく幸さんとのやり取りは、目標や現状の数字、お店の現状を把握することからはじまりました。

そして目標の売上を達成するには、圧倒的に商品量が足りないということがわかり、そこからクラフトや紙ものアイテムを中心に仕入れの強化していきました。目標の数字を踏まえた上で仮設を立ててアクションに反映させていく、そしてそれがどういう結果につながったか検証して、次のアクションへ繋げていくという流れを組み立ててもらいました。

商品のレイアウトについても「お客さまに“宝探し”のような楽しい体験をしてほしい」という私たちの意図を汲み取った店舗づくりを一緒に考えてもらいました。それまでは、商品をきれいに整える、かわいくディスプレイするといった自己流だったのですが、幸さんから固定概念を覆すテクニックをいくつも教えてもらいました。陳列にちゃんと意図を持たせることができたことで、お客さんに商品を手に取ってもらうタイミングがぐっと増えたと実感しています。

また、私はお客さまへの声がけに苦手意識があったのですが、幸さんの一言で意識が大きく変わりました。それまで旅行と思われる方には「ご旅行ですか?」と声をかけていましたが、地元のお客さまだと会話が続かなくなってしまうことがありました。ところがある日、一緒にお店に立ってくれていた幸さんが「どちらからいらしたんですか?」と声をかける姿を見て、会話の広がり方の違いに驚きました。場所を尋ねることで自然と会話が弾み、その後のやり取りもスムーズになっているのを間近で見て、自分の声がけの仕方を見直すきっかけになりました。

幸さんは、ある時は第三者として、ある時は当事者として、いつでも情熱をもってお店のことを考えてくれます。日々のSNS配信についてもちょっとしたコツを連絡してきてくれたり、惜しみなく知恵や知識を共有してくれ、手探りで店舗運営を行なっていた私たちにとってはとても心強い存在です。

幸さんとのやり取りがはじまった翌月には、早速昨年同月比150%という売上を達成することができました。お店として課題はまだまだたくさんありますが、目に見える形で結果が出たことは私たちのやりがいにも繋がっています。これからも学ばせていただいたことを大切にしながら、日々の積み重ねを怠らず、お客さまに“よいものに出会えた”“たのしかった”という体験をたくさん提供できるお店を目指していきたいと思います。幸さんには心から感謝しています。

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