【島の装い。STORE セソコ様】本質に耳を傾け、現在位置を明確にして、的確な一歩を踏み出せる

最初は話を聞くだけ、というのがとても良かった。
表層的なところをとらえて手っ取り早く何かしようとするのではなく、本質に耳を傾け、現在位置を明確にする。
それによってより的確な一歩を踏み出すことができるようになる。
そして何より、この人は自分たちのことを理解してくれている、という安心感が大きい。
幸さんは誰よりも僕たちのもつコンセプトや思いを大切にし、可能性を感じてくれている。そして小売店としての基礎を伝えることで、「島の装い。STORE」の足を地につけてくれた人だ。
だから僕たちはやがて顔を上げて前を見ることができるようになった。つまり、「島の装い。STORE」の視界を広げてくれた人でもある。
自己認識を深め、
基礎体力を身につける

でもそれは夢を見させてくれる、というのではないし、どこかへ引っ張って連れていってくれる、ということでもない。
腕立て伏せをしてはどうかと提案し、良い食事と休暇は取れているかと気を配り、走ることで足腰を鍛えると弱点を克服できるのではないか、と教えてくれる。
そんな日々の中で僕たちは自己認識を深め、基礎体力を身につけることはとても大切なことだと改めて気づく。
幸さんが「島の装い。STORE」にしてくれたのは、そんなふうにして「行きたいところに行く」ための健全な体を作ることなのではないかと思う。
健全な体を手にすると、自信が湧いてきて、「僕たちはどこにだって行ける」という気持ちになれる。
もうひとりの当事者
幸さんは「当事者」になれる人。
広く、深く、たくさん考えることは、そのプロジェクトの外部の人にとってむずかしい。
けれど幸さんは、だれよりも広く、深く、たくさん考えていて、だからこそ、だれよりもわくわくしている。
もしかしたらそこが一番の幸さんの才能なのかもしれない。
店舗運営のノウハウとか、VMDだなんだとかはもちろん大事だけど結局のところ手段でしかない。
自分のこととして考え、向き合ってくれるからこそ、リーダーだけでなくスタッフも含めた当事者を巻き込んで「自分ごと」な人数を増やしていく。
結局仕事をするのは人であって、ひとりひとりの意識が変わることで結果は大きく変わってくるのだから。
さて、ここまですでに「健全な体」を手に入れたような書き振りだったけれど、もちろんそんなことはない。
なぜなら日々お店という営みを続けていれば、辿り着きたい未来ややりたいことはいくらだって生まれてくるから、もっと早く走りたい、もっと高く飛びたい、と欲は出てくる。
「続いていく」お店にとって、ゴールなんてあってないようなもの。幸さんに出会ってから、「島の装い。STORE」の未来が、いままで以上に楽しみになっている。
